読書と読書会

読書会を文化として社会に根づかせたいと考えています。

【読書】前日に読んでた本:7月30日分

 

 

▼7月30日(金)は、Kindleのサンプル版を含めて8点の書籍に目を通しました。

①マンガでよくわかるエッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)

7月29日に続けてPART3「捨てる技術」を読みました。「すること」の選択にあたって、「90点ルール」が勧められていました。選択にあたっての「必要度」が90点に満たない場合、大胆に切り捨てるべきであると述べていたと思います。

②100分de名著ブックス『代表的日本人』(若松英輔

29日に、植木雅俊さんの『日蓮の手紙』を読んでいたのに関連して再読したいと考えました。内村鑑三の原著で採用されていた5人とは、

西郷隆盛

上杉鷹山

二宮尊徳

中江藤樹

日蓮

です。以前読んだ時の「読書メーター」への登録は、以下の通りでした(18/07/24)。

原著を読んだ際は、「東洋(日本)にも、西洋と比肩しうる有徳の人物がいる」ことを紹介したものであったと思っていた。しかし本書ではここでの5人を、「天に則して生きた『無私』の人」として、「天」を媒介に、東洋と西洋とを架橋しようとした試みでもあったことがわかった。若松さんの著作はこれで数冊めかだが、そのいずれもが個を超越した「大いなるもの」や「死者」からの呼びかけを「待つ」という態度が重要であると論じられているように思う。ぜひ読んでほしい1冊です。

この日には、「はじめに 内村鑑三とは誰か」を通読しました。

③大人は泣かないと思っていた(寺地はるな)

この日には、

・翼が無いなら跳ぶまでだ

・あの子は花を摘まない

の2編を読了しました。

「翼が~」は、主人公・翼の旧友・鉄腕(=鉄也)と、結婚を約束している玲子とのエピソードが中心となっています。鉄腕の家族と引き合わされた玲子は、その席上での、鉄腕の兄と父に対してのセリフがいい。また、それをフォローした鉄腕もナイスでした。

「あの子は~」では、翼の母・広海と、事業のパートナー・千夜子が登場します。送り主不明の広海への届け物は、実は隣人の女性宛ての物で、別れた男性・田鍋からその隣人へと宛てられていたものでした。広海と千夜子、隣人と田鍋が中心と成るエピソードです。

④時の旅人(アリソン・アトリー)

第8章「市へ行く」。ペネロピーたちは、2年後にサッカーズを再訪します。そのサッカーズは、16世紀、スコットランド女王メアリーを支持するアンソニーの所領でした。サッカーズから16世紀へと迷い込み、アンソニーやフランシスなどとペネロピーは親しくなります。アンソニーやメアリーたちの運命を知っているペネロピーですが、彼女は心を惹かれます。また、不思議なことに16世紀にいるうちは、ペネロピーの時計は動いていませんでした。

⑤チ。第一集・サンプル版(魚豊)

地動説が登場する時代を活写するコミックです。大学で神学を学ぶ予定だった主人公でしたが、天体の運行に美を見出しており、天文学にも関心をもっていました。しかし、異端審問官たちが跋扈する時代です。天文学への傾倒は、即異端とされることを意味していました。第一集の4話中の、冒頭2話を収めていましたが、本編を入手するか迷っています。

⑥遅読術・サンプル版(適菜収)

⑧で後述します。

レ・ミゼラブル(3)(ユゴー原作・新井隆広作画)

回心したジャン・バルジャンは、工場の経営者として、また市長として、市民たちの支持を受けるまでになります。しかし、ジャベルから「ジャン・バルジャン」を逮捕したと聞くと、誤認逮捕された男を救うために、市長の座を捨てることを決意します。ファンティーヌが昇天し、第1部が幕を閉じます。

⑧遅読術(適菜収)

「情報の効果的摂取」を主たる目的とした「速読」を否認する著作と思われます。サンプルも衝動的に入手しましたが、それを読み終えてから、本編の入手を即決しました。人間としての薄っぺらさを克服するための読書について説かれていくものと期待しています。

       *       *       *

今回の記述は以上といたします。最後までお読みくださり、ありがとうございました。