読書と読書会

読書会を文化として社会に根づかせたいと考えています。

【読書】前日に読んでた本:8月2日分

 

 

▼今日8月4日は、8月2日(当記事)と3日の読書記録を個別に公開する予定です。

①戦争は女の顔をしていない・コミック版(1)、(2)(アレクシエーヴィチ原作・小梅けいと作画)

岩波現代文庫に収められている原作がEテレ「100分de名著」8月放送分のテキストとして採用されていたので、放送テキスト(沼野恭子)・原作は後回しにして、コミック版を先に読みました。

「戦争」「記録と記憶」「女性」と、幾重にも興味深いものであるので、コミック・放送テキスト・原作の3種をコンプリートしていきたいと考えています。

なお、Eテレでのオンエアは8月9日(月)からの全4回で、第1回の放送を受けて、clubhouse内でのクラブ「100分de名著を語ろう」で取り扱います。8月12日(木)を予定しています。

②時の旅人(アリソン・アトリー)

現代と、16世紀のサッカーズとを行来したペネロピー。一度現代のロンドンに戻ってから、再度サッカーズを訪れたのは、「現代の時間で」2年後のことでした。ペネロピーの腕時計は、16世紀にいる間は動いていません。

ペネロピーが再び迷い込んだ16世紀では、スコットランド女王メアリーがウイングフィールドに着くということが話題になっていました(第11章・またウイングフィールドへ)。物語は加速していくようです。

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まず、8月2日分として公開します。お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

【読書】前日に読んでた本:8月1日分

 

 

▼8月1日(日)は、コミックのサンプルを含めた7点に目を通すことができました。

レ・ミゼラブル(5)(ユゴー原作・新井隆広作画)読了

美しく成長したコゼットを連れ、ジャンはパリへ移り住みます。コゼットに恋する青年・マリユスや、ジャンを亡き者にしようとするテナルディエ夫妻の策謀、エポニーヌの恋などが描かれます。

②時の旅人(アリソン・アトリー)

8月2日(月)に開催するオンライン読書会に備えて、2章を読みました。2日と9日とで、一旦は全体を終了させる予定です。

第9章:秘密の通路

アンソニーは、スコットランド女王メアリーを脱出させる計画があることを妻に告げます。また、ペネロピーを敵視するアラベラが再登場します。

第10章:スコットランドのメアリー女王

メアリー女王がウイングフィールドの荘園屋敷を訪れます。また、ペネロピーは、16世紀から現代へと戻れなくなってしまうことがあるのではないかと不安にかられます。

③本気で変わりたい人の行動イノベーション(大平信孝)

このところ、苦手意識を持っているビジネス系・自己啓発系の著作を数点手にしています。ノウハウ・コレクターにならないよう、気をつけないといけませんね。

私は「次」のアクションへと、なかなか移れないことが多く、それでこの著作を手にしました。「はじめに」を通読。

④大人は泣かないと思っていた(寺地はるな)読了

残っていた3話を読み通して、全巻を終えました。

妥当じゃない

翼の農協での同僚・平野貴美恵(=私)は、友人の亜衣から結婚することになったと告げられます。

亜衣は、平野さんは翼に好意を持っていることを指摘します。

おれは外套を脱げない

亜衣と春馬との結婚式。春馬と別れた松田えま(仮)も列席していました。鉄腕の父・義孝(=おれ)は、そのことを怪訝に思います。 

君のために生まれてきたわけじゃない

翼とレモンが出会った一年後。翼の父は、肝臓の腫瘍のため入院していました。一人で父の世話もしている翼は疲労をつのらせ、いつしかレモンとの関係もぎくしゃくしてきました。そこでレモンへの翼の態度に業を煮やした鉄腕(=鉄也)が一計を案じます。鉄腕が翼に対して投げかけた、「お前は遠くばっかり見過ぎる」というセリフが迫りました。

⑤戦争は女の顔をしていない・コミック版(1)サンプル(アレクシエーヴィチ原作・小梅けいと作画)

Eテレ「100分de名著」の8月度テキストとして採用されている『戦争は女の顔をしていない』のコミック版(全2巻)のサンプルを読みました。たまらなくなって、2巻とも割引クーポンを使って入手し、読み進めている最中です。

蜜蜂と遠雷・コミック版(1)サンプル(恩田陸原作・皇なつき作画)

大ヒットした『蜜蜂と遠雷』のコミック版で、現在1巻が刊行されています。皇さんの絵柄はたいへん好みです。映画版のビデオを見直すか、本編を再読するかしたかったのですが、コミック版を通読したくなりました。

⑦遅読術(適菜収)

世をあげての速読・多読・教養「ブーム」に一石を投じようとしているものと思われます。「第1章・速読バカと情報弱者」を読みました。読んでおきたい積読本がたくさんありますので、この本を全巻通読するかは微妙です。

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今日8月2日は、『時の旅人』『戦争は女の顔をしていない①』を中心に読んでいく予定です。

 

 

 

【読書】前日に読んでた本:7月31日分

 

▼7月31日(土)は、下掲の3点に目を通しました。別途読書メーターへの登録データをまとめたものも公開しますが、7月度に読了できたのはコミックを除くと7冊でした。

レ・ミゼラブル(4)(ユゴー原作・新井隆広作画)

ファンティーヌの遺したコゼットは、テナルディエの元で過酷は生活を強いられていましたが、ジャンとの出会いによって救われます。一方、ジャベルは執拗にジャンを追い詰めようとします。

時が過ぎて、舞台はパリへと移ります。コゼットは美しく成長し、彼女に恋する青年マリユスが登場します。

②時の旅人(アリソン・アトリー)

第9章「秘密の通路」については、冒頭部分のみに目を通しておきました。

ペネロピーは、アンソニーが妻に話しかけているところに現れます。この時、アンソニーはメアリー女王を救う危険な計画を立てていました。

③「ゲド戦記」の世界(清水真砂子

所持していたことをすっかり失念していたものですが、偶然書架から「救出」することができました。2006年の訳者による講演が元となっている岩波ブックレットの1冊です。これについては、別立ての記事を書き起こそうと思っています。読むことができてよかったと思っています。

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日毎の読書記録については、この記事は以上といたします。近日中に、

読書メーターの7月度まとめ

②『「ゲド戦記」の世界』について

をまとめた上で公開する予定でいます。

 

 

 

【読書】前日に読んでた本:7月30日分

 

 

▼7月30日(金)は、Kindleのサンプル版を含めて8点の書籍に目を通しました。

①マンガでよくわかるエッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)

7月29日に続けてPART3「捨てる技術」を読みました。「すること」の選択にあたって、「90点ルール」が勧められていました。選択にあたっての「必要度」が90点に満たない場合、大胆に切り捨てるべきであると述べていたと思います。

②100分de名著ブックス『代表的日本人』(若松英輔

29日に、植木雅俊さんの『日蓮の手紙』を読んでいたのに関連して再読したいと考えました。内村鑑三の原著で採用されていた5人とは、

西郷隆盛

上杉鷹山

二宮尊徳

中江藤樹

日蓮

です。以前読んだ時の「読書メーター」への登録は、以下の通りでした(18/07/24)。

原著を読んだ際は、「東洋(日本)にも、西洋と比肩しうる有徳の人物がいる」ことを紹介したものであったと思っていた。しかし本書ではここでの5人を、「天に則して生きた『無私』の人」として、「天」を媒介に、東洋と西洋とを架橋しようとした試みでもあったことがわかった。若松さんの著作はこれで数冊めかだが、そのいずれもが個を超越した「大いなるもの」や「死者」からの呼びかけを「待つ」という態度が重要であると論じられているように思う。ぜひ読んでほしい1冊です。

この日には、「はじめに 内村鑑三とは誰か」を通読しました。

③大人は泣かないと思っていた(寺地はるな)

この日には、

・翼が無いなら跳ぶまでだ

・あの子は花を摘まない

の2編を読了しました。

「翼が~」は、主人公・翼の旧友・鉄腕(=鉄也)と、結婚を約束している玲子とのエピソードが中心となっています。鉄腕の家族と引き合わされた玲子は、その席上での、鉄腕の兄と父に対してのセリフがいい。また、それをフォローした鉄腕もナイスでした。

「あの子は~」では、翼の母・広海と、事業のパートナー・千夜子が登場します。送り主不明の広海への届け物は、実は隣人の女性宛ての物で、別れた男性・田鍋からその隣人へと宛てられていたものでした。広海と千夜子、隣人と田鍋が中心と成るエピソードです。

④時の旅人(アリソン・アトリー)

第8章「市へ行く」。ペネロピーたちは、2年後にサッカーズを再訪します。そのサッカーズは、16世紀、スコットランド女王メアリーを支持するアンソニーの所領でした。サッカーズから16世紀へと迷い込み、アンソニーやフランシスなどとペネロピーは親しくなります。アンソニーやメアリーたちの運命を知っているペネロピーですが、彼女は心を惹かれます。また、不思議なことに16世紀にいるうちは、ペネロピーの時計は動いていませんでした。

⑤チ。第一集・サンプル版(魚豊)

地動説が登場する時代を活写するコミックです。大学で神学を学ぶ予定だった主人公でしたが、天体の運行に美を見出しており、天文学にも関心をもっていました。しかし、異端審問官たちが跋扈する時代です。天文学への傾倒は、即異端とされることを意味していました。第一集の4話中の、冒頭2話を収めていましたが、本編を入手するか迷っています。

⑥遅読術・サンプル版(適菜収)

⑧で後述します。

レ・ミゼラブル(3)(ユゴー原作・新井隆広作画)

回心したジャン・バルジャンは、工場の経営者として、また市長として、市民たちの支持を受けるまでになります。しかし、ジャベルから「ジャン・バルジャン」を逮捕したと聞くと、誤認逮捕された男を救うために、市長の座を捨てることを決意します。ファンティーヌが昇天し、第1部が幕を閉じます。

⑧遅読術(適菜収)

「情報の効果的摂取」を主たる目的とした「速読」を否認する著作と思われます。サンプルも衝動的に入手しましたが、それを読み終えてから、本編の入手を即決しました。人間としての薄っぺらさを克服するための読書について説かれていくものと期待しています。

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今回の記述は以上といたします。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

【読書】前日に読んでた本:7月29日分

 

 

▼7月29日(木)は、読もうとしてリストアップした12冊のうち、少しでも目を通せたものは8冊でした。なお、この日はclubhouse内でEテレ「100分de名著」に関するクラブの例会を行い、多くの方にお運びいただきました。ありがとうございました。

日蓮の手紙(植木雅俊)

日蓮が信徒に宛てた書簡について、本文・語釈・解説を掲載したものです。下掲の信徒たちへの書簡が収められています。

富木常忍

四条金吾

・池上兄弟

・南条家の人々

・女性信徒たち

植木さんは、以前「100分de名著」の『法華経』の回で解説を担当されていました。待望の新刊です。

②高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門改訂版(岩間輝生ほか編)

「はじめに」に、印象的な言葉がありましたので採録しました。

およそ言葉というものは、対象を描くか、歌うか、論じるか、に大別できる。小説は描く、詩は歌う、評論は論じるのである

③大人は泣かないと思っていた(寺地はるな)

「小柳さんと小柳さん」。ファミリーレストランのアルバイトをクビになった日に、女性主人公のレモンの母が入院しました。その母及び、母と再婚した男性を合わせた3人が、主な登場人物でした。

レ・ミゼラブル(2)(ユゴー原作・新井隆広作画)

圧倒的な作画力で迫る力作です。コゼットをテナルディエ夫妻に預けざるを得なかったファンティーヌの不幸を描いています。豊島与志雄訳の版を元にした、ミュージカルの内容に沿ったものと思われます。

⑤詩への架橋(大岡信

岩波新書に『大岡信』が収められるのに合わせて復刊されたものを入手しました。待望久しい復刊です。

⑥臨床とことば(河合隼雄鷲田清一

臨床家の河合と、「臨床哲学」を掲げる鷲田との対談を中心とした著作です。

⑦時の旅人(アリソン・アトリー)

ペネロピーたちが、2年後にサッカーズを再訪するところから始まる第8章「市へ行く」の冒頭部分を読みました。

⑧マンガでよくわかるエッセンシャル思考(グレッグ・マキューン原作)

仕事に忙殺されている若い小学校教師の女性に、旧友の男性が「エッセンシャル思考」を伝えるという体裁をとっています。

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今回の記事はここまでといたします。お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

【読書】前日に読んでた本:7月28日分

 

前日に目を通した本について記録していく記事の2回目です。28日は、7冊をリストアップしていましたが、実際に読めたのは以下の4冊でした。

①大人は泣かないと思っていた(寺地はるな)

②「おじさん」的思考(内田樹

③マンガでよくわかるエッセンシャル思考(グレッグ・マキューン原作)

④14歳からの文章術(小池陽慈)

大人は泣かないと思っていた

clubhouseでの複数の知り合いが読んでいたので興味を持ち、hontoで入手したものです。今回は、巻頭に掲げられている表題作を読みました。全体は以下の7編から成る連作短編集です。

・大人は泣かないと思っていた

・翼が無いなら跳ぶまでだ

・あの子は花を摘まない

・妥当じゃない

・おれは外套を脱げない

・君のために生まれてきたわけじゃない

この短編では、全巻を通じて登場すると思われる3人の男女が紹介されています。九州のある町に住む若い男性、隣家に住む祖母の介護に来ている女性、男性の友人です。今後の展開を待ちたいと思っています。

「おじさん」的思考

この日読んだのは、以下の2編でした。

・オン・デマンド教育論

・教育とエロス

マンガでよくわかるエッセンシャル思考

ベストセラーのマンガ版です。私はこういったビジネス書は滅多に読まないのですが、効果的な行動選択についてマスターできないかと思って手に取りました。

14歳からの文章術

「論拠に厚みを持たせる」ことについての章を読みました。

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今回の記事については、以上といたします。お読みくださり、ありがとうございました。できれば日毎の読書記録以外での記事も、本日中に書いておきたいと思います。